税務署長の新年のご挨拶

投稿者: | 2017年1月4日

平成29年の年頭に当たり、名古屋西税務署の鈴木 智登志署長から新年の御挨拶を頂戴致しました。

税務署長の新年のご挨拶

 

%e7%bd%b2%e9%95%b7名古屋西税務署長

鈴木 智登志

 

平成29年の年頭に当たり、名古屋西間税会の皆様に謹んで新年の御挨拶を申し上げます。

会員の皆様には、消費税を始めとする間接税に関する唯一の関係民間団体として、正しい税知識の普及と納税道義の高揚を図るため、様々な啓発活動に取り組んでいただいておりますが、特に、「税を考える週間」に開催された「税の広場」において、来場者に消費税等について理解を深めていただくための『世界の消費税』クリアファイル等の配布をしていただいたほか、税に関する作品に係る表彰式において、名古屋西間税会長賞を贈呈していただくなど、田中会長をはじめ、役員の皆様、並びに会員の皆様の御尽力に対しまして、心から敬意と感謝の意を表する次第であります。

さて、間もなく平成28年分の所得税・消費税並びに贈与税の確定申告の時期を迎えます。これから3月まで、税務署が最も多くの納税者の方々と接する時期であり、それぞれの納税者の方に丁寧に接することで、税務行政全般に対する信頼向上と納税者サービスの向上に努めてまいる所存であります。

ご承知のとおり、本年1月以降は、確定申告書へのマイナンバーの記載が本格化いたします。

私どもといたしましても、マイナンバーに関する周知・広報を積極的に行うとともに、マイナンバーカードによるe-Tax利用の推進に一層取り組んでまいる所存でありますので、皆様方のより一層の御理解と御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

なお、確定申告書を書面で提出いただく場合は、マイナンバーの記載とともに本人確認書類の提示又は写しの添付が必要となりますのでご注意ください。

名古屋西税務署管内は、東海道と中山道を結ぶ重要な街道である美濃路がとおり、戦国から江戸へ、そして産業近代化など、歴史の転換点となった由緒ある地域であるとともに、交通アクセスに優れた地域特性を生かして発展を続ける、非常に活気ある地域です。

このような重要な地域を管轄する署長として、その責任の重さを痛感するとともに、この重要な地域において、的確な税務行政を進めるためには、税務行政のよき理解者である名古屋西間税会の皆様方のお力添えが不可欠であると考えておりますので、今後とも、御支援・御協力をよろしくお願い申し上げます。

結びに当たりまして、名古屋西間税会のますますの御発展と会員の皆様方の御健勝並びに事業の御繁栄を祈念いたしまして、新年の御挨拶とさせていただきます。